コピーは勉強するな!
FROM:中村 仁 vol312
大阪の自宅より・・・
そういえば、1か月くらい前のこと。知り合いに、
「セールスレターやメルマガを上手く書けない人がいるので、やり方を教えてあげて欲しい」
このような相談を受けたため、一通のメールを書きました。
結局、必要なくなったので自宅においたままになっています。
ちょうどいい機会なので、少し編集して(セールスレター風に)
あなたにもシェアしたいと思いこの記事を書いています。
私の名前は中村 仁。広告やセールスレターなどの、コピーを書く仕事をしています。私は最近、素早く、いいコピーを書く簡単な方法を見つけました。誰にでもすぐにできる、とても簡単な方法です。たとえば、今書いているこのメール、たったの20分で書き上げました。(ライティング作業のみ)
午後15:04分から書き出し、20分で一気に仕上げたのです。その後、仮眠してから15分ほど、全体の編集やフォント、誤字脱字を調整して最後の仕上げを行い、16:00前には配信予約を完了しました。もし、あなたがメルマガを書いたことあるのであれば、このスピードがとても速いということに気づくでしょう。
私は毎日メルマガを書いていますが、ネタに困ることはありません。そのため、更新頻度を上げるため手を抜く必要もないし、読者さんと絆を作るという趣旨から離れた内容になることもありません。むしろ、よくうれしいお返事を頂くくらいです。
もし、あなたも私と同じように、メルマガやセールスレターを書いて自社の売上を上げたり、自分のメディアを作りたいというのであれば、このメルマガは、あなたにとって最も重要なメッセージになるかもしれません。
コピーやメルマガの上達が早い人は、勉強しないという事実
誤解を招く表現であることを承知で使っています。ですから、詳しくお話しさせてください。
私やあなたと違って、コピーを書きたいと思う多くの人は、まず「勉強」しようといろいろな本を読みます。その行動が間違っているわけではありません。いつの時代も、勉強していち早く情報を入手する人が上手くいくものです。彼らは一冊目の本を読み、今度は次の本を読みます。どの本を開いても線がびっしり引いてあり、ドッグイヤーでいっぱいです。そして、私に質問してくれるのです。
「他にはどんな本を読めばよいのでしょうか?」
「何冊読めばよいのでしょうか?」
「どのセミナーがオススメでしょうか?」
一方、コピーやメルマガの書き方を短期間で習得する人は(あなたもこの中に入っていると思っています)、そもそも「勉強」しようというマインドを持ち合わせていません。最初はサッと、本を読んだり、短期間のセミナーに参加することはあるでしょう。しかし、あくまで方向性を間違わないようにするためであって、より多くの知識を仕入れるためのものではありません。コピーやメルマガの上達が早い人に共通すること、それは、すぐに書き始めて、一通目を完成させるということなのです。
書くことで、上達が早くなるという真実
書く量に、成長速度も比例します。何十冊本を読んでいても、一度もセールスページやメルマガを完成させたことがない人、一方、荒削りながらも完成させ、市場に出してみた人、どちらが最終目的である売上につながる可能性が高いでしょうか?賢明なあなたのことですから、すでにお分かりのことと思います。
私も、ダン・ケネディのコピーを見ていると、あんな風に書きたいけど、才能が違う、コピーの国アメリカの人だから、違いをこのように考えてしまったことがあります。しかし、真実は違います。彼は誰よりも多くのコピーを書いています。朝から晩までずっとです。そして、それが決定的な違いを生み出しているのです。
「大事なお金と時間を費やして勉強したのに、何も成果が出なかった」これはあまりにも悲しいことですよね?メルマガ一通を書く時間は、それこそ数十分程度の話です。配信してみて反応がなければ工夫をすればよいし、そこで初めて、本やセミナーでノウハウを仕入れるのはありかもしれません。
さて、もう必要なマインドは十分ですよね?メルマガやセールスレターのスキルを身につけるために、あなたは今日から何を始めますか?本を大量に買い込んだり、セミナーに出かけることでしょうか?それとも?
P.S
知識はあっても、書いてみたら全くできないなんてことよくありますよね?アウトプットしないと、そもそもどこができてどこができないのか自分で判断することが難しいなんてことはよくあります。今日は自分に対する戒めの意味を込めて書いてみました。