コピーライティングをマスターする最適な方法


FROM:中村 仁
大阪の自宅より・・・vol.340

「コピーライティングの勉強がしたいのですが、何から取り組めばよいでしょうか?」

最近、このような質問をされることが増えてきました。コピーの重要性を認識される方が、
増えているのであれば大変うれしいことです。

さて、私はこの質問に対してどのように回答しているのか?私がオススメする方法はこれです・・・


 

手書きで○○してみては・・・

 

答えは写経です。しかも手書きで・・・すごく効果的な方法だと思っています。今でもリサーチが終われば、スワイプファイルを手書きしてから使います。書き写す前に目で見ているので、構造は頭では理解していますが、書くことでセールスレターのリズムを体感することができるんです。

「この一文はこういう意図で書かれているのかー」
「この段落は短くして、ここは長くして読みやすくしている」
「ここはメリットが書いてあって、ここからがセールスへのスイッチだな」


一文一文の意図やリズム、構造までを体で理解できるようになると、真似しやすくなるんですね。英語でも、名文と呼ばれる文章を文法的に理解してから、音読や写経して体に基礎を叩き込む勉強法ってありますよね?あれと同じです。

コピーライティングをマスターするにあたって、写経は大変有意義な訓練方法です。しかし、その際に注意点があります。

 

誤って適切でないコピーを書き写すと・・・

 

「そうか、コピーをマスターするには書き写せばよいんだな」

そう思った方、少し待ってください。もし、あなたが間違った手本を写経してしまうと、誤った癖がついてしまい矯正するのが困難になるかもしれません。たとえば、情報商材のセールスレターがメルマガに配信されたりしますが、ほとんどよくないものなので真似しないことです。

あなたが書き写すべきものは、過去に効果のあったセールスコピーです。たとえば、ウォールストリートジャーナル購読のセールスレターは初心者の方にオススメです。このセールスレターはボリュームとしては、たった2ページしかありません。しかし、何十年と変更されることなく使われ続け、5,000億近く売上に貢献したと言われている怪物レターです。

にもかかわらず、構造が単純なので真似しやすいです。私も良く使います。あなたの商品・サービスのセールスページに使えば、きっと成約率が上がるはずですよ。

■ウォールストリートジャーナルのセールスレター
http://theresponse-marketing.jp/lp/jurnal.pdf

上記URLから見ることができるので、ぜひ書き写してみてください。30分くらいかかると思います。

 

ウォールストリートジャーナルのスワイプファイル解説

 

ちなみに、軽く内容を解説しておきますね。セールスレターの大事な部分を理解しないで、表面だけなぞっても成果が出ませんから。成果が出たレターには、それなりの理由があるんです。

さて、最初から二人の男のストーリーが出てきます。このセールスレターのアイデアはこうです。

全く同じところからスタートした二人の男が、数年後、違う結果になった。その違いはウォールストリートジャーナル(売りたい商品)を読んでいるか否かだ。このような内容ですね。

ストーリーが使われているのは、その方が読んでもらえるからです。当然記憶にも残りやすい。ある程度のマーケットステージになると、どの競合のセールスレターを見ても、同じような内容になりがちです。そうなると、読み手は「ああっ、またこれね」このように感じてしまい、読んでもらえなくなるわけです。

たとえば、「毎日10分コピペで月50万」こういう見出しって、よくあるじゃないですか?ああっ、またこれかってなりますよね?

読んでもらうために、直球ではなく間接的に攻める、その手段としてストーリーは有効です。あなたがこのセールスレターをマネする際には、二人の男の違いは、あなたの商品を使ったか否かです。そのあとは、商品のメリットをどんどん書いていくだけですね。

最後に「先ほどの大学のクラスメート二人については、」という文章で、最初のアイデアに戻っています。すでに受け入れてもらったアイデアに戻し、上手くいった方の男性に憧れる気持ちを再度想起させ申し込みさせるよう設計されています。

ストーリーは簡単に思いつくのではないでしょうか?あなたのお客様が、商品・サービスを使ってどう変わったのか?いくらでもネタは出てくることでしょう。ぜひ使ってみて下さい。









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