何回失敗すれば、成果が出るのか?


FROM:中村 仁
大阪の自宅より・・・vol_332

ビジネスを継続的に行っていくために、あなたは日々どのようなマーケティング活動を行っていますか?きっと賢明なあなたのことですから、他の人(以下:彼ら)と違って、新規顧客を集めるため広告に投資するなど、試行錯誤されていることでしょう。あなたは広告費を”投資”と認識し、彼らは”費用”と捉えています。

数年経過したとき、生き残っているのはどちらでしょうか?・・・明白ですよね。

では、今現在、掲載している広告の成果はいかがですか?LTV(顧客生涯価値)で考えれば、最初の広告から利益が出る必要はないと言っても、大事なお金を投資するのですから、それなりの成果は出したいですよね?でも、現実には上手くいかないことが多い。いやっ、むしろ1回で成果が出たら奇跡だと考えた方がよいかもしれません。

 

彼ら VS 私たち

 

何度広告を試しても、一向に成果が見えなければ、気が滅入ってきます。挙句の果てに、「自分はダメなんじゃないか?」とか、挫折感に打ちひしがれ眠れないこともあるかもしれません。広告費を”費用”と考える彼らは、そこで広告を掲載するのをやめてしまいます。「このメディアはダメだ。成果が出ない」確かに、それが正解であることもあります。マーケティングは成果が出ないものを切り捨て、成果が出るものを見つけるため次々試していくのですから。

しかし、できることをすべてやる前段階でやめてしまえば、非常にもったいないことになりかねません。市場からのフィードバックを真摯に受け止め、学びを辞めずテストを繰り返す人が最終的に上手くいくのではないでしょうか?

 

失敗or実験 あなたはどっち?

 

「夢は、全力で手を伸ばしたその1ミリ先にある」誰の言葉か忘れましたが(秋元康さんだったかな?)ビジネスの場合、夢を成果や売上と読み替えるとイメージしやすいかもしれませんね。

私も自信満々に作ったFaxDMが空振りに終わったときは、顔が真っ青になりました。それも一度ならず二度までも・・・「コピーライターとしてダメなんじゃないか」「このままFaxDMを続けてもよいのかな?」夜中ずっと考えていたこともあります。それでも思考錯誤を続けた人にだけ成果が訪れます。その時の嬉しさときたらないですよ。

我々はビジネスをしている以上、新規顧客を集めることから逃れられませんよね?いくらお金を広告に投下しても、成果が出ないと世間では失敗と呼ばれます。ですが、やることをやる前に辞めてしまえば、これまでの意味がありませんし、上手くいく可能性を自ら放棄してしまうわけです。彼らは広告を出したら、1回目から利益が出るものだと思っているから上手くいかないとすぐに諦めがちです。

いかに失敗を失敗と考えず過ごすことができるか?失敗を実験と割り切ることができるか?何が上手くいくかにフォーカスするのではなく、何が上手くいかないかにフォーカスし、上手くいかないとわかればOKと判断できるか?

考え方次第で、無駄なイライラを回避することができるかもしれません。あなたはどうでしょうか?何か試して上手くいかないと、試行錯誤する前に諦めてしまっていますか?それとも?


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