「この男、狂ってるんですよ」
FROM：中村 仁
新千歳空港のPRONTより・・・vol.374
「この男、狂っているんですよ」
昨日、株式会社スピード・ブランディング鳥居祐一さん、株式会社MTS葉山直樹さん。このお二人が、北海道でセミナーを開催されました。私は懇親会からの参加。幸運にも、鳥居さんから葉山さんをご紹介していただきました。
その際、鳥居さんが私のことをこう表して紹介してくださったのが印象に残っています。
「この男、狂っているんですよ」
褒め言葉と受け止めています（笑）なぜ、こんな紹介のされ方になったのか？
遡ること、今から30時間前。キャンペーン最終日の朝、8:30。「もっと登録者を増やす方法はないのか？」私は自宅でテーブルの前に座り、思考を巡らせていました。
今回のキャンペーンは、バックエンド商品を用意していないため、アフィリエイトなどを使ってお金をかけるわけにはいきません。純粋に紹介と口コミだけが頼りです。なかなかいい案が思いつかず、気付いたときには、手元にコーヒースティックの空が7つも転がっていました。気分転換のため、8杯目に手を出し熱いお湯をカップに注ぎ、ちびちびと飲む。
考える
↓
飲む
↓
考える
の繰り返し。
そんなことをしていると、突然Facebook経由でメッセージが来たのです。鳥居さんからでした。
「MTSの葉山さんが号外で、紹介してくれたよ。お礼言っておいてね」
葉山さんと言えば、読者数32万人のメルマガを持つ凄い方。おかげさまで、直後から登録者数が激増したのです。私はさっそくお礼のメールを書くことに。
「うーん、20分かけて書いたから、感謝の気持ちは伝わるだろうけど、なんかね・・・」
32万人の媒体でご紹介してもらったのに、メールでのお礼がなんとも味気ない気がしていたのです。私は葉山さんにお会いしたことがなかったので。休憩がてら、Facebookを触っているとセミナー案内ページを見つけました。
「鳥居さんと葉山さんは、明日北海道でセミナーするんだ。北海道かー。行ったことないなぁー。今月は博多、東京と何回りかしたけど。前日だけどチケットとれるのかな」
この時、本気で行くことになるとは思ってませんでした。実は、セミナー当日は朝から祖母の3回忌があるため、セミナー開始時間に間に合わないことがわかっていたからです。何せ大阪に住んでいますから。そうこうしていると、再度鳥居さんからメッセージが。
「葉山さん、2回目の号外メール出してくれたよ。そこまでしなくてよいのに。ありがたいね」
もう空いた口が塞がりません。メールじゃだめだ。なんとかお礼がしたい。直接なんとかお会いしたい。セミナーに参加できるか云々ではなく、お礼をするという意識に切り替わったとたん道が見えてきました。
北海道へ飛ぶ
「気持ちを伝えるのに、セミナー開始時間に 間に合うかどうかは関係ないだろう？」私は飛行機の予約をしました。祖母の3回忌も、午前中に予定通り参加しました。そのため、北海道のセミナー会場へ到着するのは19:15、セミナー終了は19:00
でも、関係ない。
直接感謝の気持ちを述べるだけなのだから。思考が切り替わった瞬間でした。結果的に、懇親会が19:30～だったので、問題なかったんですけどね。鳥居さんも状況をご存じだったので、懇親会での紹介する際、こんな一言につながったのでしょう。
「この男、狂ってるんですよ」
すなわち、挨拶するためだけに、普通、北海道まで来るか？ってことですね。葉山社長にお会いし、お礼を申し上げ、お話しさせていただき分かったことがあります。めっちゃ素敵な人。多くの方が応援している理由に一瞬で納得してしまいました。
今回の件、行動力という点では、人よりあるほうかなぁー。勝手に自分で高評価をしていました。しかし、上には上がいるものです。数分後、私の自信は打ち砕かれます。鳥居さんはもちろん、懇親会でお会いした方も必要とあらば海外まで足を運んで、情報を仕入れていたそうです。
私なんてまだまだですね。未熟ものすぎる。刺激になりました。
「自分にはできない」
自分の視野の中だけで考えてしまい、行動に移せないってことありませんか？自分の可能性が、今見えている視野の外にあることがよくあります。私も言い訳ばかりしていた時期が長くありました。
でも、言い訳をしている間は、視野が狭くなってチャンスが見ないですよね？言い訳をなくして動くと、視野の外の世界でチャンスに気づくことができます。
それはこれまでの自分では、想像できなかったようなものです。かといって、チャンスを得るのに大変な努力が必要かというと、そうでもないのです。思考を少し切り替えるだけ！あなたも思考のタガをたまには外してみませんか？
P.S
帰ったら、セールスレターのリサーチをします。今度、海外不動産投資に関するレターを作るので、今、雑誌を買い漁っているんです。東洋経済とか週刊ダイヤモンドとか。見込み客が何に影響を受け、どんな言葉で語りかければ反応するか徹底的に自分のものにしないと、反応あるレターは書けませんから。
