売上を上げるには、コピーが25%、○○が75%
FROM:中村 仁
八尾のミスタードーナツより・・・
先日、あるコピーライターのサービスページを見ていた時のことです。
素晴らしくいいコピーなんですよ。
「いいこと書いてる」
「そうそう、その通り」
「脱帽です!」
私もまだまだ修行が足りないな。そんな反省をしつつも、思ったことがあります。
「この商品、きっと売れないだろうな」
素晴らしいコピーだったのに・・・いったいどこに問題があったのでしょうか?
最後の方でお伝えします。
あなたはコピーライティングという言葉にどのようなイメージを持っていますか?
「煽る」
「文章で説得する」
「文章術」
いろいろあると思いますが、文章で説得する「文章術」だと考える方が多いようです。
でも、言葉の選択で売上に寄与できるのは実際のところ、売上の25%程度にしかすぎないんですよ。
これは、アメリカ屈指のコピーライター兼マーケッターでもあるダン・ケネディも言っていることです。
現代人は、昔よりも忙しくなりました。入ってくる情報も桁違いですし、終わったかどうか目で判断できない仕事も増えました。
彼らがじっくりとセールスページを見てくれるなんて、期待してはいけませんよね?
見てくれたとしても、第一画面の数秒程度です。
その間に注意を惹いて、続きの文章を読んでもらわなければアウト!
だからこそ、
見出しについては、言葉のチョイスが重要かもしれません。
でも、売上を上げるという意味においては、むしろコピー以外の部分に気を使った方がよい結果が出る場合が多いです。
たとえば、デザインやレイアウト
あなたがページを見て、胡散臭いと思ってしまったら、絶対に続きは読みませんよね?
目的の行動をとってもらうのに、迷ってしまうページであっても同じこと。
たとえどれだけ素晴らしいコピーが書かれていたとしてもです。
冒頭でご紹介したコピーライターのページもデザイン性はゼロでした。
しかも、目的の導線が非常にわかりにくかった。(私みたいなマニアは隅々まで読みますが)
ページ下部に、素晴らしい著名人の推薦の声が掲載されていたのですが、
残念ながら、きっとそこにたどり着かずに、読者のほとんどがページを離れてしまったのでしょうね。
読んでもらえないコピーに存在価値はありません。
デザインやレイアウトを重視して信頼性を上げるだけでコピーを見てくれる可能性が上がります。
それだけで売上が大きく変わることもざらにあるんですよ。
自分の例で恐縮ですが、このページのコピーは3時間で作りました。
ネット集客力養成講座
http://theresponse-marketing.jp/lp/
売れるレイアウトを、他業界から合法的に拝借し、信頼性を高めるようにデザインをお願いしただけです。
こんなコピーでも、人に紹介してもらったとき、60%くらいの登録率があったのと記憶しています。
もう元の何十倍もとりました。
さて、あなたのチラシやサイトはどうでしょうか?
文章ばかりにとらわれて、他の要素を忘れがちになっていませんか?