イライラと私、時々、おばちゃん
FROM:中村 仁
八尾アリオ駅前のドドールより・・・
7月20日(土)、この日、八尾市の最高気温は33.5度、
アスファルトを5分歩くだけで足の裏が熱くなり、全身の水分が奪われる。
そんなアツい夏の日のこと。
私はその日、たいそう虫の居所が悪かったのです・・・なぜかって?説明しましょう。(笑)(聞いてください)
朝一でメルマガを書いていたのですが、パソコン画面がなぜか突然のフリーズ(泣)そして、強制的な再起動。元に戻ったと思ったら、メルマガの文面を記載したメモが消失・・・
私:「・・・ドンマイ!ドンマイ!効率よく仕事すればカバーできるさ。環境だ!環境を変えれば集中力も増して効率も上がるさ」そして、いつもと同じ時間に、いつもと同じ喫茶店で、いつものと同じアイスコーヒー注文。いざ、席に座ろうしたそのとき、持っていた服を椅子にひっかけ、
『ガシャン、パリンッ』
私:「・・・・・・・・・・・・ドッ、ドンマイ。ゆったりとした気分で仕事に取り組めばなんとかなるさ」
すると、緊急の仕事が入り、そこからノンストップで号外メルマガを作成。(約2時間)
クライアント:「中村さん、申し訳ない。私の依頼メール、2つの意味に解釈できましたね。もう一つの意味で仕事してほしかったんですよ」
私:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
気温が高いこともあったのか、いつもより早く頭に血が上り、私のイライラは頂点に。私:「もう帰る。寝る。今日は仕事しない」もう集中力はダダ下がり。デパートの駐車場に止めている自転車を取り出し、帰ろうと乗り込んだところ、突然、背後から女性に呼び止められました。
おばちゃん:「もしもし、お兄さん。この駐車場にはどうやって自転車止めたらよいの?ここって、有料なの?」
心の声:「ああっー、今忙しいんですよ。おばちゃん。他あたってくれよ。俺は寝たいんですよ」
私:「無料ですよ。」
心の声:「無料だよ。無料に決まってるやん。買いものきてんのに」
おばちゃん:「ガシャガシャ。アレッ、入らないなぁー。」
彼女は自転車を入れようと、頑張っていました。でも、前輪を上に50cmほど上げないと自転車を固定できない仕組みになっており、彼女の背が小さかったため苦労していたのです。
心の声:「あたりめえだろ。おばちゃん。もっと上まで前輪を上げてタイヤはめ込んでやらんと、きっちりと固定できんやろ?あああー、もう」
私:「お手伝いしましょうか?こうやって前輪を上にあげて、奥まで押し込んでやれば、ほらっ、入りましたよ。」
おばちゃん:「ありがとう。助かったわ」
私:「いえいえっ、よい買い物を・・・ふっー、もうダメだ帰って寝よ。」
私は疲れていました。とにかく寝ないと回復しない、そんな状態でしたが、なんとか自転車のサドルにお尻を置いたとき、なんとあることに気が付いたのです。それは・・・
「イライラがなくなっている」
心が軽くなっていたのです。さきほどまでの感情の高ぶりがウソのよう。私は今、駐輪場のすぐ右手にあるドドールでこのメルマガを書いてます。感情に支配され、自分のコントロールができなくなるとロクなことになりません。外的な影響にただただ反応するだけ。反応する前に自分で選択する余暇が心にあれば、全く別の人生を歩めるかもしれない。
そう実感できた今日一日でした。まだまだ修行が足りないようです。