焦点
FROM:中村 仁
八尾のサンマルクカフェより・・・
今、喫茶店にいます。週末のご褒美、モカキャラメルを飲んでいたとき、
急に視線を感じました。目の前に座っている女性がこちらをチラチラ見てきたのです。
「オッ、ついにモテキか?」
一瞬、勘違いしそうになりましたが、憧れの目線でないことだけはたしか。(汗)むしろ逆のようにも・・・白いシャツに知的なメガネ、20代と思われる若い雰囲気を醸し出すショートカットの女性。髪は少しブラウンがかっています。彼女はアイスコーヒーを飲みながら両肘をテーブルにつけてスマホをいじっています。
平行して読書しつつ、ときおり私の方を見てきます。実は、私にはなんとなく分かっていました。なぜ、彼女が私の方を見てくるのか?それは・・・
・彼女の目が悪いからではありません。
・彼女が高校の同級生だからではありません。(似てるんですよね)
・ましてや、私がカッコイイからというわけでもありません。
(これが一番ないですね)
それは・・・私がスワイプファイルを読みながら、終始ニマニマして気持ち悪かったから。彼女の頭の中には、きっと「こんな」言葉がグルグルと巡っていたことでしょう。「あの人はきっと頭がおかしい。変態かもしれない」ちなみに、スワイプファイルというのは、過去に効果が実証された広告のサンプル集です。
私にとって、スワイプを読んでいるときが至福のとき、週末の楽しみの一つだったりします。楽しみが仕事になっているので、結構あぶない人ですね。でも、もし、私が人に仕事をお願いするなら、きっと私と同じようにその分野の変態にお願いするでしょう。一日中、その分野のことを考えている人間と同じ土俵でまともな勝負ができるとは思えないからです。
たとえば、
私はデザインやコーディングをいつもパートナーさんにお任せしています。自分で学ぶこともできますが、マスターするのに何年かかるかわかりません。得意でない分野なので、おそらく成長も遅いでしょうし、仕事をしていても楽しくないでしょう。
ビジネスをより強固にするために、自分が本当に集中すべき分野はいったいどこなのか?焦点を絞る。費用対効果を考えながら、任せられるところは、その道の専門家に依頼する。生まれた時間を自分がやるべきところに、より多くのエネルギーを投下する。
あなたはいかがでしょうか?今のまま、すべての業務を自分ひとりで続けますか?それとも?