コアメリット


FROM:中村 仁
八尾のサンマルクカフェより・・・

2週間ほど前、お客様と梅田の喫茶店でミーティングをしていたときのこと、一通りお話しを聞き、コピーも見せてもらいました。

コピーのテクニックも勉強していて、実践している。でも、何か変だ。私にはコピーを見た瞬間からある疑問が浮かんでいました。

そしてそれは、私だけではなく、きっとコピーを読んだすべての見込み客も疑問に感じるものだったのです。私はその疑問を口にしました。それは・・・

:「このサービス使ったら、どんなメリットがあるのですか?」

お客様:「えっ、あれ、ここに書いてます。ほら箇条書きで中村さんのメルマガ読んで、メリットを書いてみたんです」

コピーライティングには、メリットを箇条書きで伝えるブレットと呼ばれる方法があります。例を挙げるとこんな感じ。

▼なぜ、ほとんどの人が失敗を失敗で終わらせ成長できないのか?

▼あなたが目標を達成するために、失敗を学びにして成長する方法。

▼「これさえやれば大丈夫なことはなんですか?」このような質問に対し、○○さんと○○が必ず答えることとは?

▼これを知っておけば、恋愛・人間関係で失敗する確率を格段に減らすことができるでしょう。

▼あなたは自分を変えようと決意しても、不安やリスクで行動に移せないのではありませんか?今度こそ自分を変える方法をお伝えします。

確かにお客様のコピーにブレットが書いてあります。一つ一つのテクニックを学ぶことで得られるメリットは書いてあるのですが、でも、いま一つよくわからなかったのです。

:「要するに、どういうことですか?」

お客様:「○○○です」

:「そう、それです。それを書きましょう」

約束。これが成果を出す秘訣!

さて、ここから学べることは何でしょうか?私のように、人の商品をリサーチする職業の人間でさえ、コアメリットを読み取ることができませんでした。注意力散漫で一瞬しかあなたの広告を見ない見込み客にコアメリットが伝わる可能性は低いでしょう。

冒頭で約束をしてください。

あなたの商品・サービスを使うとどのようなメリットがあるのでしょうか?たった一つで結構です。約束しても、信じてもらえないかもしれません。だからこそ、お客様の声を入れたり、あなたの実績を入れることで続きを読んでもらえる工夫が活きてきます。

「100%かなえられない約束より、100%かなえられるほどほどの約束の方がセールスの力は何倍も強い」

コアメリットを書けば、見込み客は続きを読み、続きを読めば引き込まれ、引き込まれたら行動(購入)します。あなたのコピーには、コアとなるメリットが記載されていますか?見込み客に何を約束できるでしょうか?いつ書きますか?来週でしょうか?それとも明日?あるいは、、、今日?


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