コピーライティング上達の秘訣は真似すること。
From:中村 仁
大阪の自宅より・・・
■デザイナー佐野研二郎さんの問題が、
よくテレビなどで取り上げられていますね。
詳細知らないので、
どこまで書いたらよいものやら。
ちなみに、私もパクリ屋と呼ばれることがあるので、
(もちろん、法律的、道徳的にセーフなラインでね)
今日は、あなたにとって重要なお話をしてみたいと思います。
■コピーライティングを使ったり、
マーケティングを生業とするもの(つまり、私やあなた)は、
たいていパクリ屋ではないでしょうか?
びっくりしました?(笑)
まぁ、多少おげさに言ってますけど。
何が言いたいのかと言うと、
■我々の仕事は、
0→1のオリジナリティを発揮する発明家ではなく、
1→10にするマーケティングが
仕事だと言うことです。
残念ながら、我々の仕事には、
人生を賭けてこの発明に取り組んだみたいな
ギャンブル的なお話はありません。
たまに発明家の発明をテレビで見ますが、
たいてい使えなくありません?
確率が悪すぎる・・・。
■一方、我々の仕事は根本的に異なります。
我々は、相手の顧客感情を考慮し、
数字を見ながら、どのメディアを使ってどのメッセージを
どういう人に届ければ買ってもらえるか?
という、科学的アプローチで取り組みます。
ギャンブルとは対局にあります。
■ちなみに、
どちらが良い悪いはありません。
我々がビジネスで成果を出すためには、
どっちを採用したら効果的か?というお話です。
ビジネスをしている以上、
目的は、商品・サービスを使ってもらい相手の問題を解決し、
対価として利益を上げることでしょう?
■私が最近取り組んでいたことも同じです。
たとえば、このページにアクセスがあれば、
2万の商品を3.3%の人が購入してくれる。
この動画を見てもらえば、
広告経由だろうが3.5%の人がDVDを購入してくれる。
その結果、一ヶ月以内に○○円回収できるから、
あのメディアなら、一人あたり○○円まで広告に投下してもOKとかね。
■セールスレターの作成もそう。
過去に成果の出たものから拝借して切り貼りして使います。
たとえば、下記2つをご覧ください。
http://www.directbook.jp/eigo-book/step.html
http://www.zeikinjyuku.com
■似てない?
当然。だって、上のやつを見ながら、
下のページを作ったから。(笑)
元々、上のページが大ヒットしていました。
下のページもスマッシュヒットです。
■もちろん、パクるにはルールがあります。
・異なる業界のもの(上の場合、大家さんと意識高いビジネスマンは層が異なります)
・昔のもの
・国外のもの
などなど、どれかに当てはまり、
最終的に相手に怒られないようにすることは、
相手に対する礼儀でしょう。
■マーケティングをする人間に、
オリジナリティなんてない。
我々は、芸術家ではありませんから。
有名な神田昌典さんの本を読んでいても、
随所にダン・ケネディの影響を受けていることは
わかります。
ケネディの言葉をそのまま使わず、
日本人に分かりやすく伝える技術はさすが神田さんです。
■発明による栄誉は、
あなたには必要ないんじゃないでしょうか?
あなたには、今週、何名の見込み客と会い、
内、何名を顧客化できたのか?
あるいは、何名と関係構築したのか?
私やあなたには、
こちらの方が名誉な気がするのですが、
いかがでしょう?