マンガ「ベイビーステップ」を読んで改めて考えてみたこと
From:中村 仁
大阪の自宅より・・・
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『Baby steps to Giant Strides』
小さな積み重ねがいつか大きな進歩となる。
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■週間少年マガジンで連載されている
マンガ「ベイビーステップ」に出てくる言葉です。
平凡で特徴のない主人公の少年が、
元々習慣にしていたノート術をテニスに応用することで、
短期間に大きな飛躍を遂げるストーリーです。
自分の課題も強みもメンタルも
すべてを言語化し、
自分と向き合いながら急成長して、
格上選手をバッタバッタと倒す姿を見ていると
共感せずにはいられません。
「主人公は、自分をよく知っているな。
そりゃ、成長早いよね」
と実感できるはずです。
連載開始からずっと読んでいましたが、
先日、改めて読み返してました。
ちなみに、私は高校ジュニアチャンピオン
難波江 優というキャラがお気に入り。
フェデラーがモデルになったと何かで読みました。
どおりで好きなわけだ。
■話しが逸れてしまいました。
ベイビーステップの主人公のように、
言語化を習慣化しあり方の確立に使うとよいですね。
先にあり方をマスターし軸ができれば、
やり方を習得するペースも早くなりますから。
私の場合、一人では見落とす場合もあって、
コンサルを複数雇っていますが。
■自分自身、コンサルティングを実施する際、
意識していることがあります。
それは、
「白線を引いてあげること」です。
■学生時代にあった石灰のカラカラを
覚えていますか?
まさにあれ。
現状いる場所を確認して、将来行きたい理想の未来を
定義します。
スタートとゴールが間違っていれば、
意味がありませんから。
そして、そこに到達するまでの道に
白線(あり方)を引いて繋げてもらうイメージです。
■仮に重心がずれてしまっても、
線がはっきりしていれば、戻ってくることができます。
もし、白線がなければ、
あっちへ行ったりこっちへ行ったりしてしまいがちですよね?
障害物がないトラック競技であれば、
大きく外に逸れることはないかもしれませんが、
ビジネスをしていると、
一見美味しそうに見えるビジネスチャンスが
いくらでもありますから。(笑)
■気持ちはわかります。
私も何度も手痛い失敗していますし。
白線さえ引くことができれば、
あとは、いかに早くゴールに到達できるか「やり方」を考えればいい。
あり方とやり方のどちらかだけ回っているのは、
アクセル踏みながらブレーキを踏んでいるようなものです。
■昔は、やり方だけを指導する
アドバイス業が私のコンサルでした。
今は、アドバイス以外に、
希望・理想・ビジョンという名の駅まで
白線引きをしてあげるのが仕事です。
あなたには、
白線かそれに変わる何かがありますか?
P.S.
顧客には、いつも専用シートを使って
言語化し白線(あり方)を作ってもらってます。
私もお盆と先日滋賀へ行った際、
作り直したものを毎日のように見ています。