たった15分、○○をやるだけで広告効果が3倍に(1)
FROM:中村 仁
汐留のエクセルシオールカフェより・・・vol.378
あなたはコピーライティングに関して、こんな思い込みを持っていませんか?
▼特殊なスキルだから、簡単に身に付かない
▼国語が弱いから、自分には無理だ
▼言葉を変えたくらいで広告の反応は変わらない
もし、あなたがこのように思っているなら、残念ですが、それは間違っています。コピーライティングが奥深いのは事実です。本格的に勉強しようとすると、終わりはないでしょう。しかし、あなたはコピーライターになるわけではありませんよね?売上を上げる手段としてコピーを使えればよいはずです。
だったら、細かいテクニックなど覚える必要はありません。本質だけ使えるようになってください。実際のところ、基礎だけマスターすれば事足りると思います。今より売上は上がりますから。
では、あなたの広告やメルマガ・ブログの反応を上げる基礎っていったいなんでしょうか?実は、たった2つしかないんです。
▽『誰に』
▽『何を』
「馬鹿にしてんじゃないよ。自分のお客さんが誰で、何を売っているかなんてとっくにわかってるよ」
こんな声が聞こえてきそうですね。では、あなたはお客様を目の前にイメージしながら広告やメルマガを書いていますか?私たちが選択できる情報は、ここ10年間で532倍に膨れ上がったそうです。『情報流通センサス報告書』(総務省、2008年刊)
とはいえ、人間の脳の許容量は増えてませんよね?その結果として、ほとんどの人が、無意識に広告やメルマガを無視するようになってしまいました。文章を読んでもらえても一瞬です。
「私のことを言っている」
このように思ってもらえなければ、続きを読んでもらうことができなくなったのです。だからこそ、あなたが読み手を明確にイメージし話しかければ、相手に自分事だと思ってもらえる可能性は高まりますよね?具体的に、具体的に、具体的する必要があるんです。姿・形だけではありませんよ。
彼らが、
・夜も眠れず思い悩んでいること、
・魔法の杖があれば、緊急で解決したいこと、
・絶対に避けたい最悪の状況
などなど。
相手の頭の中まで見えていれば、悩みに共感する言葉を届けることができます。人は気持ちをわかってくれる人から商品・サービスを買いたいものですよね?一方、彼らが信じていること、思い込みの反対のことを伝えて注意をひくこともできます。
関心を持ってもらえれば、続き読んでもらえるので、広告の反応も上がってきます。メッセージと届ける相手をイメージできれば、相手に何を伝えたらよいか、意外と簡単に思えてきませんか?イメージするには紙に書き出すだけです。たったの15分!簡単ですよね?
これだけで成果が上がるならやってみる価値があると思いませんか?ほとんどの人が、テクニックばかりに走りがちです。テクニックは面白いです。でも、あなたにとって今必要でないことを勉強し、時間を無駄にしていることもあるかもしれません。
まずは本質。基礎から派生する部分で必要になれば、都度勉強すればよいのではないでしょうか?次回は、どうすれば、15分であなたの理想のお客様を目の前にイメージできるようになるのか?書き出す方法をお伝えしていきますね。