スマートに見えたのに・・・


FROM:中村 仁

大阪の自宅より・・・

 

「短期間に150人以上に会って営業できる?」

 

私の知り合いの中には、メールマガジンを使ってスマートに経営をされている方が多くいらっしゃいます。私の中のスマートというのは、メールを1本流すだけで、大金が入ってくる仕組みを作り上げているという意味です。こんな生活に憧れがありました。今も多少あります。

仕組み作った人たちは、最初からスマートな経営をしていたのだと考えていたのですが、そうではない人も中にはいるようです。いやっ、実は大半がスマートな経験を積んでないらしい。

 

昨年の秋くらい、メンターのお一人と、独立に関する相談をさせていただいたことがありました。そのとき、冒頭でご紹介したアドバイスをいただいたのです。

 

「えっ、150人に営業?」

 

最初は絶句しましたよ。メルマガ使ってスマートに上手くいく方法を教えてくれるんじゃないの?このように考えていたからです。でも、独立初期は閾値を超えるくらい多くの人に会ったり、営業したりするなど、泥臭い動きをするのが最も効果的なのだそうです。最初からスマートな経営をしている方が実は少数派。

 

有名なマーケティングの専門家の方が、著書の中でスマートなやり方を書いていますが、実は、裏で泥臭いことをやってきて今の仕組みを築き上げた方が多い。このようなことをメンターにお聞きしてさらに驚いた記憶があります。

 

たとえば、神田昌典さん。商品・サービスに興味のある人だけに手を挙げてもらい、安い単価を求める人をお客にしないというマーケティングを駆使して成功されました。見た目は非常にスマートです。しかし、

有名になる前の時代、営業やポスティングをしたり、ゴリゴリの売れないダイレクトメールを書く経験をされてきました。この段階をすっ飛ばして、本に書いてある表面上の成功事例をそのまま真似ると、危険だよと。メンターは教えてくれたのかもしれません。

 

実際に、独立してからも、人に会えば会うほど、いろいろなことをやらせていただける機会に恵まれるようになってきました。何事も段階が大事初期の段階から、必ず苦労しなければ成功してはいけないということはありませんが、そのとき、その段階にあったやり方というのは必ずあるはずで、安易にスマートさだけを求めても、結果としてスマートな結果が得られないことになってしまいがちということですね。

 

効率を求めすぎて、効果的でない方法をとってしまうようなものでしょうか。

 

P.S

この記事を書いていて、反省点が多々出てきました。まだまだスマートさを求めすぎていてやることやれてない気がします・・・今日もビジネスを楽しみましょう。


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