フリーザ並に相手と差をつけるには?
From:中村 仁
大阪の自宅より・・・
「わたしの戦闘力は530000です」
■ドラゴンボール世代には懐かしい
セリフではないでしょうか?
初めて聞いたときは、
ビックリしました。
フリーザ第一形態の戦闘力です。
当時、2~4万の戦闘力で競い合っていた時代に
いきなり53万ですからね。
■我々がビジネスをしていて同じマーケット内で、
これほど能力に差があれば勝つのは難しいでしょう。
でも、実際には、成果に差があっても、
能力にはほとんど差がないことが多かったりします。
完全に余談から入りました。(笑)
今日お話することにどう関係性を持たせようか?
と思案しています。
■「中村さんって、よく質問に質問で返しますよね?」
と、最近よく言われます。
はい、狙ってやってます。
コンサルティングをやっていて、
コチラから答えを言う機会を極力減らしました。
今は、最後の2割くらいかな。
残りは質問に使います。
■コンサルタントが頑張ってアドバイスしても、
コンサルの能力が上がるだけで相手の思考力が向上しないからです。
それに顧客が導き出した答えでないなら、
相手のモチベーションも上がらないんですよね。
■そもそも、
相手が課題だと思っていることを鵜呑みにして、
質問にアドバイスすること自体危険です。
残念ながら、それが本当の課題であることは
ほとんどないからです。
これは痛い経験を数々やってきたので、
自信を持って言えます。(汗)
だから、質問に質問を返すんです。
たとえを出しますね。
顧客:「稼ぎたいんです。中村さんみたいにメルマガ始めて、
読者を増やしていかないといけません。どうすればよいでしょう?」
中村:「ちなみに、どうしてメルマガが必要だと思ったのでしょう?」
■こんな感じ。質問を続けていって、
中村:「毎月いくらプラスアルファであればよいのですか?」
顧客:「15万です」
「もしかして、メルマガじゃない方がいい気がしてきた」と
相手が言ってくれました。(誘導したわけではないことが重要)
結論として、
最後にアドバイスしたのは、
■「メルマガ不要ですね。
対面で単価15万の案件1件とれればOK。
あるいは7.5万の案件を2件。5万の案件3件でリスク回避してもいい。
リアル営業の方が早いでしょ」
あなたが思っている以上に、
見込み客を教育しメルマガで仕事を受注してもらうのは、
難易度も高く時間もかかります。
■「今すぐ客」を獲得できビジネスが成り立ってる人が、
取り組む課題です。
ドラッガーが良いことを言ってます。
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知識労働の生産性の向上を図る場合にまず問うべきは、
「何が目的か。何を実現しようとしているか。なぜそれを行うか」である。
手っ取り早く、しかも、おそらくもっとも効果的に
知識労働の生産性を向上させる方法は、仕事を定義し直すことである。
特に、行う必要のない仕事のない仕事をやめることである。
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■あなたがやりたいこと、
得意なことをやるのもよのですが、
目的を決め、
目標から逆算すると何が今最適な方法なのか?
を知ってください。
まず、こんな質問をしてみてほしい。
「何のためにそれをやるのか?」
■そして、これを言語化すること、
「やることが多くて何から始めたらよいかわからない」
うちの顧客の悩みベスト3の一つです。
あなたはアイデアマンだから、
いろいろと思いつくと思うんです。
すぐに「どうやるのか?」と
ノウハウに走りがちだと思いますが、
グッと堪えてみて、
まず「なぜやるのか?」にフォーカスしてみては
いかがでしょう?
■やらなくてよいことだとわかれば、
精神的にもスッキリした状態で取り組むことができるはずです。
P.S.
このメルマガでは、
早起きとか広告の話しをしているため、
真似したいという方が結構います。
ありがたいことです。
が、やらなくてもよい人もいるので、
慎重にお考えください。
能力・実績は同じでも、
「何のためにやるのか?」思考の隙間に質問してやることで、
出せる成果は大きく変わって
くるのではないでしょうか?
冒頭のフリーザの余談への回答に
うまく繋げられた気がします。(笑)