ブラジルとコントラスト
FROM:中村 仁
八尾のサンマルクカフェより・・・
さっき実家で夕食を食べていた時に、ある新聞の切り抜きを見つけました。私がブラジルにサッカー留学していた際、地元新聞に掲載されたときのものでした。(ちなみに17才のときです。若い)
そういえば、当時を思い返してみると、ブラジルの寮に到着したとき、日本語を話せる人は誰一人いませんでした。きょろきょろしていると、数人のブラジル人らしき人が近づいてきて物を売りつけられる始末・・・(泣)(のちに同じ寮のナイジェリア人と判明)
言葉がわからないので、練習時間はもちろん、食事すらできません。極めつけは、練習に参加しても日本人だからもパスを回してくれないのです。日本が初めてワールドカップに出場する前年のお話しなので、当然といえば当然です。
「こいつは、まぁ、とんでもないところへ来てしまったな」
初日の率直な感想でした。しかし、慣れというものは怖いもので、言葉を話せる人がいなければ、日本人街まで探しにいって通訳をお願いしました。(後に寮の近くに日系人が多数住んでいることが判明)練習していて、パスを回ってこないならボールを奪ってしまえばよいだけの話です。
意外となんとかなるものです。この経験以降、試験勉強や就職で大変なことが起こってもあまり気にならなくなりました。話は現代に戻りまして、起業して丸3か月を過ぎました。毎日が想定外という日々を過ごしております。大変なことは多々あるのですが、それでもブラジル留学していたときと比べると、ずいぶんましだなと思えるわけです。落差があるからですね。
おそらく当時の経験がどこかでいきているのでしょう。
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思いついたことをダラダラ書いていると、こんなに長くなってしまいました。なんとかマーケティングの話にもっていきませんと・・・(笑)P.Sで上手くつなげています。
オンラインでも、オフラインでも異なる価格帯の商品をセールスする場合、価格の高い方から提案していますか?高い値段を見たあとに、安いものを見ると、実際よりも安く感じてしまうものです。コントラストの原理と言われます。
4千万円のダイヤを見せられた後に100万円のものを見ると、思ったより安く感じてしまいませんか?あれです。スーツや車でも同じことです。いったん価格の高いものを購入させることができれば、あとの小物は、安く思えてしまうため、追加で多くの商品を買ってしまいます。
これを意識して行動してみるだけで、比較的簡単に購買単価を上げることができるようになりますよ。ぜひ試してみてください。
P.S
ブラジルで大変な思いを経験した後だと、他のことが思ったよりも楽に感じられる。これもコントラストの原理ですね。なんとかうまくまとめられたのではないでしょうか?今日もビジネスを楽しみましょう。