マーケティング不全
FROM:中村 仁
大阪の自宅より・・・
「メルマガ登録者増加プロモーション」(7月)
「セールスレター作成プロモーション」(9月)
7月に独立して以降、上記を成功させるため普段の仕事と並行して徹底的な準備をしてきました。おかげさまで、問い合わせはもちろん、「お会いできませんか?」という依頼も多数いただくことに。実際にお仕事も「そこそこ」決まり、食べていくには問題ない状態です。
これだけを見ると、独立3か月目としては、順風満帆なスタートに見えるかもしれません。私自身そう思っていました。ある事実に気づくまでは・・・
「何かがおかしい」
7月後半あたりから、みぞおちのあたりに妙な違和感を感じていたのです。かといって決して病気というわけではなく、何かに対し警鐘を打ち鳴らしている合図ではないか?そんな気がしていました。ただ、目先のビジネスは上手く回っているのです。
特に、本業であるマーケティングは全く問題がなかったことから、たいして気にも留めていませんでした。しかし、9月中ごろ、状況が表面化する出来事が起こりました。それはちょうど自社のマーケティングに徹底して取組み始めていたときのことです。
これまで自腹をきって大量の血を流してきただけあって、(お金を投資してきたという意味です)マーケティングは、何をやってもそこそこ効果が計算できるわけです。問い合わせがくる。引き合いがくる。マーケッターである私はこの時点で有頂天です。
そして、見込み客に会いにいきます。話を聞いて終わります。しかし、思ったよりも仕事が決まらない。
「あれ?、これって、絶対変だよね・・・・」
何かに対してバグが発生していることを理解できました。そして今日のコンサルでバグの正体に気づくことに。
平野さん:「それだけ引き合いがあって、話を聞いてもらえるところまで来ているのに、これだけしか仕事決まらないのは少なくないですか?そもそも営業してます?」
私:「・・・・営業????なんですか?それ?」
私の犯した過ちから学べることはなんでしょうか?
「優れたマーケティングはセールスを不要にする」
ピーター・ドラッガーの言葉だったかと思います。マーケティングを勉強し始めると、私のようにこの言葉を盲信する人間が出始めます。しかし、現実はそう上手くいきません。実際には、マーケティングが上手くできてもセールスが不要になることは稀です。
最後はきっちりとセールスをしてクロージングに持っていかないと受注につながることはありません。起業家がマーケティングをするのは受注するためです。マーケティングはセールスを楽にするためのツールにすぎないのです。
あなたのウェブサイトはどうでしょうか?
問い合わせや資料請求してくれた人へ接触しセールスしていますか?私と同じ過ちを犯さぬよう見直してみることをオススメします。今日もビジネスを楽しみましょう。