影響力あるメディアの力


FROM:中村 仁

大阪の自宅より・・・

 

昨日、久しぶりに実家で昼食を食べていたときのことです。

母は自宅で30年以上、洋裁の仕事をしているのですが、ラジオを聞きながら仕事するのが習慣です。

 

食事中の私にも、ラジオの音が聞こえてくるんですね。母のお気に入りは、「1314ラジオ大阪」毎日、お昼になると、原田年晴さんというパーソナリティが担当している番組を聞くのが日課のようです。

その中で、リスナーに電話して話をするというコーナーがありました。母もハガキを出しているんですが、なかなか当たらない人気コーナーらしいです。

 

原田さん:「もしもし、こんにちは」

 

リスナー:「こんにちは?えっ?原田さん?」

 

原田さん:「はい、そうです。よろしくおい願いします」

 

リスナー:「いやー。めっちゃ好きなんですよ。毎日聞いてます。いやー、もう、どうしよ。死んでもええわー」

 

私:「いやいや、なんで死んでもええねん」

 

ご飯食べながら、思わず突っ込んでしまいました。(笑)ラジオパーソナリティってめちゃくちゃ人気ありますよね?羨ましいなぁ、そんなことを考えていたら、

 

母:「昨日、ラジオ大阪のチャリティコンサート見に行くのに弁天町まで行ってん。抽選で当たったからね。

   それにしても、原田さんが司会者として登場したときが一番歓声あったね」

 

私:「へぇー、そうなんや」

 

ちなみに、このコンサートに参加していた歌手の名前を一部聞きました。演歌歌手のジェロや水森かおりなど。共に紅白出場経験があり、水森かおりさんにいたっては、10年連続で出場しています。

 

私:「紅白歌手より歓声多いって、いったんどういうことやろ?」

 

メディアを使って情報発信する影響の大きさを改めて実感しました。ラジオパーソナリティはマイメディアを持っているわけではありません。しかし、ラジオ大阪というメディアを使い、毎日面白い情報を発信しています。

 

聞いている人は、しだいにファンになっていくのでしょうね。

 

一方、

 

いくら紅白歌手であろうと、普段からリスナーとコミュニケーションをとっていなければ、親密度は高くありません。全国的に知名度があっても、このコンサートのお客さんに対し与える影響力に差が出てしまいます。コンサートでの歓声はその表れでしょう。

 

これはビジネスにおいても言えることですよね?

 

メディアを上手く使えば、自分の実績が少なくても勝負することができます。たとえば、私よりも優秀なコピーライターなんて世の中探せば山ほどいますよ。でも、メディアを使って定期的にコミュニケーションしながら読者にファンになってもらう。

 

結果として、何か仕事をお願いされる際、私を選んでいただけるようになる。嬉しいことが起こるんです。ブログ、メルマガ、Facebook等など、誰でも無料で情報発信できる時代になりました。全く必要のない人もいますし、無理して使うことはないと思います。

 

しかし、やっている人がそうでない人に比べ強い影響力をもつのは当たり前です。自分のファンができる。一度効用を知ってしまうと、もう辞めることができなくなります。あなたはメディアを持っていますか?


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