所属と広告の不思議な関係・・・


FROM:中村 仁

大阪の自宅より・・・

 

土曜日、ダイレクト出版主催のネットワークミーティングに参加してきました。幸いほとんどのスタッフさんとお話しすることができたのですが、(ちなみに、全員がセールスレターが書けます)どうやらそのうちのお一人とご自宅が近所だということが判明!

 

私:「八尾は、アリオができて都会になりましたよね。」

 

スタッフ「全くその通りですよ。スマップの木村さんが舞台挨拶にきたんだから」

 

別のスタッフ:「アリオができると都会なの?」

 

初対面だったのですが、地元ネタで多いに盛り上がりました。同じ学校、地域出身ということで相手に親近感を持つことってありませんか?異国の地で、日本人とバッタリなんてのも親密度が増すひとつの出来事だったりします。(騙されることも多いみたいですけど・・・)

 

親近感、親密感の根底にあるのは、同じグループに属しているということですよね。これをコピーにも活かすことができれば成約率の高いコピーを書くことができるのでは?そんなことを考えていました。実際に、いろいろな企業の広告で、この考え方は取り入れられているようです。

 

たとえば、シャネルやグッチなどのブランド物。表向きはオシャレや、長持ちするからという理由で購入しているかもしれません。しかし、本当のところは・・・これらのブランドを持っている高貴な人?の仲間入りがしたい。それによって周りから、すごいと思ってもらいたい。これが裏の(本当の)理由だったりします。

 

当然、ここに訴えかけるコピーを使えば成果がでますよね。ベンツでも同じこと、ベンツが欲しいのは、頑丈な車体に魅力を感じるから購入するのではなく、ベンツを持っている人たちの仲間入りがしたい。このように考えているのでしょう。人間には根本的に所属の欲求がありますから、この心理トリガーに訴えかけることで非常に効果的な広告を作ることができます。

 

ex.

率直に言ってアメリカンエクスプレスは誰もが持てるカードではありません。

 

これはカード会社のオープニングに使われて大成功した例です。見込み客からすると、所属の欲求を刺激されますね。今日もビジネスを楽しみましょう。


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