接触頻度の成せる業


FROM:中村 仁

大阪の自宅より・・・・

 

「多い、多すぎでしょー」

 

昨日、地元である政治家の講演会が行われました。私はその様子が気になり、開場までわざわざ自転車をこいで行ってきたのです。1,440名収容のホールに、なんと、1,600名の満員御礼、おまけに立ち見客まで出て、ごった返していました。

 

ちなみに、私は政治に興味はありません。その政治家のこともそんなに知りません。ただ、気になっていたのです。全国的に無名な政治家が開場を満員にしてしまう集客力に・・・これだけの人数が集まったのには、複合的な要因がありました。

 

解散後に離党したこと、それによりマスコスが連日きていたことなどなど。しかし、私が一番気になったのは、別のところです。それは・・・

 

『接触頻度』です。

 

あなたも聞いたことがあるかもしれませんね。接触頻度が高くなれば、親近感を持ってもらいやすくなります。たとえば、月に1回美容室に通うと、1年もすれば店員さんと仲良くなりますよね?でも、一緒にいる時間は正味1回1時間くらい、年間でも12時間です。仮に、1日12時間一緒にいたとしても、しばらく間が空いてしまうと、もう他人に近い状態になるでしょう。少しの時間であっても、何度も接触を重ねることが重要なんです。

 

この政治家は、いつも駅前で朝立ちしていました。彼は議員になってまだ3年くらいですが、議員になる前からずっと同じことをしていました。おそらく20回以上みたことがあります。最近では、ブログや、Facebookを使っても、情報発信を続けています。先日、離党したときは、Youtubuを使って支持者の方へなぜ、離党したのか?何を目指しているのか?自分の意見を語っていました。

 

一方、同じ地域の別の党の議員は、一度も姿をみたことはありません。そもそも実在しているのか?そう思うくらいでした。圧倒的な接触頻度の違いです。昨日の講演会はその賜物と言えるでしょう。私のような人間まで、会場まで足を運ばせたのですから。(集客数が気になっただけですけど)また、選挙になった際、誰を思い出すか?これも接触頻度のなせる業です。おそらく選挙の結果は見えているでしょう。

 

これはビジネスにも言えることかもしれません。

 

競合他社が多数いる中で、接触頻度を高めて、新規の見込み客とラポールが築けているでしょうか?既存客との関係はいかがでしょうか?既存客があなたのお店で2回目に物を買わない理由の6割は、あなたの店で買ったことを忘れているからだそうです。関係を構築するために何が必要がか?鍵はやはり接触頻度です。

 

あとは、接触頻度を高めるために、どのツールを使うかですね。個人的には、こちらから好きな時に、何度でも伝えたいことを送れるツール、メルマガは今の時代の最高のツールではないかと思っていますが、

あなたは接触頻度を高めるために、どんなツールを利用しますか?今日もビジネスを楽しみましょう。


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