起業家が座る席
From:中村 仁
ホテルグランディア大阪のラウンジより・・・
「よいしょ、よいしょ・・・重い。
何でオレがこんなことしないといけないんだ」
■久々に部屋の掃除をしています。
大掃除です。
なぜ、夏に大掃除なのか?
実は、引っ越します。
うちには兄が一緒に住んでいました。
でも、気づいたら、
最近引っ越しをしていたようで・・・普段会う機会が少ないので知らんかった。
おかげさまで、
私も急遽引っ越しする必要性に迫られたわけです。
だって、寝に帰るだけだなのに、
二人分の家賃を払うのはもったいないですよね?
そもそも広いリビングが不要です。
今でも本置き場になっているのに。
■で、部屋を探すことになったのですが、
あいにく8月、9月の予定がびっしりで探すことができません。
かと言って妥協し、
適当なところに引っ越しするのもどうかと・・・。
そこで、考えました。
うちから徒歩10分のところに、
実家という名の家があります。
しばらく、親孝行という名目で
今払っている家賃をそのまま実家に入れ一時避難しようかと。
どうせ寝に帰るだけだしね。
■以上の理由から、
少しずつ部屋を片付けておったわけです。
そういえば、
今、メンターのある言葉が浮かんできました。
「社長が、自分で手動かす仕事やってないでしょうねぇ?
いつまで経っても儲からないよ」
中村:「はっ!そっ、そういえば・・・」(滝汗)
体動かして体力を消耗しただけでなく、
自己嫌悪にも陥ってしまいました。
■まぁ、冗談はこのくらいにして、
長期的にビジネスを成長させている人に共通するのは、
部下やパートナーに仕事を任せ、
自由な時間を作っていることです。
でも、マーケティングの仕事だけは、
決して手綱を手放しません。
■必ず自分でやります。
実際、人に任せたら感覚が鈍ります。
自分でやると言っても、
マーケティングプランを具現化するため、
あるいは、マーケティングについて考える時間を作るために
コンサルタントを雇っている人は多いです。
私も雇っていますし、賛成です。
自分では思いつかない着眼点を教えてくれますから。
■あなたは、今日どれだけマーケティングに
時間を費やしたことでしょう?
他の人ができる仕事まで、
自分でやっていませんか?
あなたが今時間を投下していることは、
あなたの時給に見合っているでしょうか?
■社長が座る席は、
常に運転席でマーケティングという名のハンドルを
握ることです。
P.S.
規則正しい習慣を身につけるなど、
別に目的があれば社長が掃除するのも賛成なのですが・・・。
私のステージでは、
まだまだマーケティングとセールスに手を抜いては
いけませんでした。